ようこそ能の世界へ!解説と能「鵜飼」の上演、能楽体験をお楽しみください。
日時:2026年5月9日(土)
会場:国登録有形文化財 山本能楽堂
14:30 開場
15:00 解説
15:20 能 「鵜飼(うかい)」
16:30 アフタートーク
17:00頃終演予定
※ 終演後、「能面」「装束」「楽器」の体験を実施します。
ご希望の方はご参加くださいませ。 17:30頃終了予定
※ 日英司会、英語字幕
前シテ(老翁) 山本章弘
後シテ(閻魔大王) 〃
ワキ(旅僧) 有松遼一
ワキツレ(従僧) 原 陸
アイ(里人) 野村太一郎
笛 貞光 智宣
小鼓 吉阪 一郎
大鼓 山本 哲也
太鼓 前川 光範
後見 林喜右衛門 河村浩太郎
地謡 杉浦 豊彦 浦田 保浩 よし(土の下に口)井 基晴 上野 雄介 山本 麗晃 谷 弘之助
あらすじ
安房国(現在の千葉県)清澄から出てきた僧(ワキ)は従僧(ワキツレ)を伴って甲斐国(現在の山梨県)石和にやってきます。そこで、僧たちは宿を借りようと、この辺りに住む男(アイ)に頼むのですが、「当地の決まり」によって断られてしまい、男が代わりの宿として提案した川辺にあるお堂に泊まります。
暫くすると、石和川のほとりに鵜使いの老人(前シテ)が現れ漁をはじめ、ひと段落すると僧たちが泊まるお堂に休憩にやってきます。従僧はこの老人を見て、2、3年前にこの石和川の下流の岩落というところで接待を受けた鵜使いに似ていると言い出します。すると、老人はその鵜使いは既に亡くなったと答え、禁漁を犯して人々に殺された様子を語って聞かせます。さらに、実は自分がその鵜使いの亡霊であると明かします。老人は懺悔の為に、鵜飼の様子を再現して見せると、弔いを頼んで暗闇に消えていくのでした。
その後、僧が一つひとつの石に法華経を一字ずつ書いて川に投げ、亡くなった鵜使いを弔っていると、地獄の閻魔大王(後シテ)が現れます。罪業が深かった例の鵜使いは、無間地獄に堕ちるはずでしたが、僧を接待した功徳によって罪が許され、極楽往生するのでした。