ようこそ能の世界へ!解説と能「屋島」の上演、能楽体験をお楽しみください。
日時:2026年3月21日(土)
会場:国登録有形文化財 山本能楽堂
14:30 開場
15:00 解説
15:20 能 「屋島(やしま)」
16:30 アフタートーク
17:00頃終演予定
※ 終演後、「能面」「装束」「楽器」の体験を実施します。
ご希望の方はご参加くださいませ。 17:30頃終了予定
※ 日英司会、英語字幕
前シテ(漁翁)観世三郎太
後シテ(源義経) 〃
ツレ(漁夫) 山本 麗晃
ワキ(旅僧) 福王 知登
ワキツレ(従僧)喜多 雅人 中村 宜成
アイ(屋島の浦人)野村太一郎
笛 貞光 智宣
小鼓 吉阪 一郎
大鼓 河村 大
後見 山本章弘 林喜右衛門
地謡
杉浦 豊彦
よし(よしは土の下に口)井 基晴
坂口 貴信
井上裕之真
河村浩太郎
樹下 千慧
【あらすじ】
未だ四国へ行ったことがない旅僧(ワキ)は西国行脚をしようと思い立ちます。僧は従僧たち(ワキツレ)を伴い、船で源平の古戦場である讃岐国(現在の香川県)の屋島の浦を訪れます。すでに日は暮れ、浜にあった塩焼き小屋に一夜の宿を求めようとしたところ、ちょうど小屋の主である、老人(前シテ)と漁夫(ツレ)が帰ってきます。旅僧が宿を貸してくれるよう頼むと、見苦しい場所であることを理由に一度は断りますが、僧たちが都から来たことを知ると一転、宿を貸すことを承諾し、老人は都を懐かしんで涙を流します。僧が昔このあたりであった源平合戦について聞かせて欲しいと頼むと、老人は往時の合戦の様子を見てきたかのように語り聞かせます。
あまりに詳しく語るので、僧が不審に思って老人に名を尋ねますが、老人は名乗らず、自らが義経の亡霊であることをほのめかして姿を消します。
夜になり、僧が松の根を枕にして眠っていると、甲冑姿の義経の亡霊(後シテ)が夢に現れ、屋島の合戦での出来事を語ります。そして、かつて壇之浦で戦った平教経と修羅道で戦う様を舞って見せるうちに夜が明けるにつれて僧の夢は覚め、敵と見えていたのは鴎の群れ、鬨の声に聞こえたのは浦風であり、朝嵐に亡霊の姿も消えていくのでした。